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lyrics
深夜徘徊
長いこと独りが続くとさ 全てがどうでもよくなんだ
ゴミだらけの部屋に寝転んで 淀んだ空気を吸い込んで
溜息と共に吐き出した 憂鬱漂うこの場所は
さながら世界の吹き溜まり ゆっくり心が朽ちていく
綺麗な物追っては泥まみれ 絆を求めては切り裂かれ
振り払えども骨に染みついた 哀しみばかりが友のよう
きっと誰かに期待することも 無駄に傷つくだけと諦めて
過ごす独りの日々の長さだけ 伸びた髪は重くて厭わしい
眠気も過ぎた午前2時 頬張った味気のない菓子は
単調な暮らしによく似てて 虚しさだけが込み上げて
情けなくて惨めで寂しくて 死にたくてそれでも生きたくて
そんな心さえ殺せたら 辛い気持ちも溶けて消えるかな
いくら涙が枯れて朽ち果てた 抜け殻みたいな心にも
宿るものはあるけれど それはただ心を満たすだけの空虚
眠れぬ夜に弱った頭と 朽ち残った心は闇の中
光る画面をずっと見つめては 生きる理由や意味を探し出す
寝惚け頭の作る言の刃は 鈍なのが少し救いだが
それでも切り裂かれた心から 垂れた雫はどこか痛ましい
意識も虚ろな午前4時 飲み干したブラックコーヒーは
幼いころ知らなかった味で 後悔ばかり込み上げて
情けなくて惨めで寂しくて 死にたくてそれでも生きたくて
そんな心さえ殺せずに 無理に希望に縋り生きていく
生きる痛みにさえも耐えられない 弱い心じゃどうせ死ねないと
心の底じゃわかってんだ なのにどうすることもできないや
空虚な心満たすため 腹も減ってないのにコンビニへ
闇夜に浮かぶ色彩と 消えない人の営みに
孤独はさらに募るけど 人心地ついた夜明け前
窓越しに映る鏡像は 人の形を保っていた
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