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lyrics

蛍が飛んだ

遥か彼方の光目指して 訳も分からずヨーイドン

飛んで火に入る虫ケラたちの 消耗戦は今日も続く

 

足の速さもスタート地点も 違うとこからヨーイドン

勝算なんてありゃしないのに 光を浴びるその日夢見て

蜉蝣の命燃やし続けて 先は長いと今日急ぐ

いくら歩けど遠くに見える 光はまるで空中楼閣

 

前を向いたらやりきれないし 

後ろ向いても満たされないや

もう駄目なのかな 歩き疲れて 

天を仰いだ ちょうどその時

 

蛍が飛んだ 蛍が飛んだ

うなだれたままの僕の上を

僅かだけれど確かな光

その身に宿し ふわり ふわり

 

夢見た未来手にしたいなら 急げ争え ヨーイドン

必死に磨いた自慢の武器も 大したものじゃないと知っても

万に一つの逆転劇を 諦め切れずに今日急ぐ

遠くに見えるゴールにはもう 勝者の声が聞こえてんのに

 

前を向いたらやりきれないけど 

立ち止まったら追い越されるから

疲れた体 無理に動かし 

蹴躓いた ちょうどその時

 

蛍が飛んだ 蛍が飛んだ

這いつくばった僕の上を

微かだけれど確かな光

その身に宿し ふわり ふわり

 

急ぎ争い傷ついて 飛んで火に入り身を焦がして

ひたすら目指す光の向こう いったい何があるんだっけ?

 

蛍みたいに  蛍みたいに

確かな光 その身に宿し

ふわり  ふわり  飛んでいけたら

その眼に映る世界や如何に

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